チーム設計師の考え事

日々、考えていることをつらつらと

AIと一緒にブログを書くことで文章力がつくかもしれない

ブログを書くにあたり、AIをどう活用していくといいだろう。いろいろ試していく中で、良さそうなスタイルが少し見えてきた。

AIと一緒に書く

まずは、ふつうにブログを書く。ぼくは、仮タイトルを決めて、一気に最後まで書いて、推敲する流れで書いている。

次に、書いた文章をAIに読んでもらう。このステップがあるため、推敲はしすぎない。使っているのは、ChatGPT。プロンプトは以下のように設定している。

## 目的 ## のために、## ステップ ## を実行してください。

## 目的 ##
ブログ記事を編集する

## 専門家の数 ##
5

## ステップ ##
1.  ## 専門家の数 ## の数だけ、専門家のペルソナを具体的に設定する。専門家は、## 目的 ## の達成に適任であるバックグラウンドを持っていること
2. それぞれの専門家が、## ブログ記事 ## を読み、 ## 条件1 ## を参考に編集する。出力は不要
3. それぞれの編集結果を ## 条件1 ## と、一般的な文章の評価指標に基づき採点する。評価指標と採点結果を出力すること
4. 点数が一番高い編集結果を出力する
5. 4で出力したブログ記事のタイトル案を、 ## 条件2 ##  を参考に出力する
6. 4で出力したブログ記事のサムネイル画像が生成できるよう、## 条件3 ## を参考に画像生成AIのプロンプトに入力する文字列を出力する

## 条件1 ##
・ビジネス書籍風に編集する
・文章は敬体ではなく常体(だ、である調)
・漢字ばかりにならないこと
・同じ言葉ができるだけ出ないようにすること

## 条件2 ##
・タイトルは5案だすこと
・日記風なタイトルにすること
・視点を変えていろいろなニュアンスになるようにすること

## 条件3 ##
・イメージを想起させやすいワードを選択する
・チョコレート色のボーダーコリーを登場させる
・英語で出力する

## ブログ記事 ##
<記事の内容>

編集結果を参考に、文章を修正する。ただし、あくまで参考。コピペの誘惑に負けないようにする。

ちなみに、このように出力される。

評価指標や点数は、面白いので出力している

画像生成に使う文字列は、ChatGPTの学習データが2021年9月時点のものであるため、良い感じのものは出てこない。画像生成AIに関してはぼくもさわり始めたばかりなで、改善の余地がおおいにある。

最後に、出てきた画像生成AI用の文字列を、画像生成AIに入力する。はてなブログの場合、Canvaとシームレスに連携しているので、そこから Text to Imageで横長の画像を生成する。

スタイルを設定すれば、それっぽい画像がでてくる

これで、あとは投稿ボタンを押すだけだ。

AIと書くことのメリット

AIと一緒にブログを書くことのメリットはふたつある。

ひとつめは、自分以外の視点を取り入れることができること。推敲しているものの、自分の文章を自分で見るために限界がある。

AIが生成した文章を見ると、「たしかに、この書き方の方が伝わりやすいな」「こういう文章もいいな」と気づきが多い。この経験を積み重ねることで、文章力の向上につながりそうだ。

ふたつめは、ChatGPTと画像生成AIをさわれること。

このようなツールやサービス、プロダクトは実際に使ってみないとわからないことが多い。ブログを書くうえでの限定的な使い方であるものの、毎日さわれることが重要なのだ。

もちろん、この投稿も上記のスタイルで書いている。しばらく試行錯誤しながら、AIとともにブログを書いていこうと思う。