チーム設計師の考え事

日々、考えていることをつらつらと

ピリオドを打つ

避けていたわけではない。だが、2年半ちかく経ってしまった。今日、愛兎の部屋をかたづけた。

ウサギの寿命は5〜10年とよく聞く。幅が広いのは、まだペットとしての歴史が浅いからだと思う。どう飼うのがよいのか、それが広まっていないのだろう。

彼は、11年と7ヶ月を生きた。大きな病気は1度だけ。最期は、老衰で息を引きとった。天寿をまっとうしたのだと、そう思っている。

だけど、部屋のかたづけをしているときはずっと、涙が止まらなかった(この文章を書いているときも)。悲しいわけではない。少しさみしいだけ。それでも涙は止まらない。最期の日を、ずっと思い出していた。

 

これが、ピリオドを打つということなのかもしれない。終わりの味わい。最期の涙。たぶん。

これからは、彼を思い出すときには、元気な姿をうかべられそうな気がしている。虹の橋に雨が降らないように。