プラクティス
働いていて、もやもやを感じることは誰しもあることだろう。もやもやを放っておくと、業務上の問題がおることもあるし、個人のモチベーション低下につながることもある。 しかし、もやもやを出す場は少ない。定例、朝会、ふりかえり。もしかしたら、1on1の時…
年度末はふりかえりの季節。 今日は、3年間かかわった人材育成に関する施策が、ひとまずの終わりをむかえた。担当者で集まり、ふりかえりをした。 こういうときに使えるのが、「4Ls」というふりかえりのフレームだ。 Likeには自分が気に入ったもの、Learned…
ちゃんと、ふりかえれたなあ。先日、ぼくがファシリテーターをつとめたふりかえりを終えて、そう思った。 使ったのは、「学習マトリックス」という手法。2×2のマトリックスを用意し、それぞれのマスに、下記内容をチームみんなで書いていく。 笑顔:良かった…
なぜか、むかし読んだWeb記事をおもいだした。「今日のふりかえりのチェックインはどうしようかな」と考えていたとき、ふと頭をよぎった。こういうとき、デジタルなメモはとても役に立つ(Notion、いつもありがとう)。 日付を見ると、2021年8月の記事なので…
お隣のチームでは、失敗したことを忘れないように付箋に書いて貼っているらしい。チームメンバーに新人が多いため、教育という意味でも有効に活用しているようだ(新人の方々を”詰める”のではなく、知見を溜めるのが目的)。 チームの虎の巻を作るような、良…
チーム作りにおいて、未来に目を向けることは大切だ。チームの目的を定めることで、チームが一丸となって進んでいくことができる。 そんな明るい未来を描くのと同じくらい、失敗した未来に目を向けることも大切だ。 どんなことをするにせよ、リスクはつきも…
ものごとをふりかえる際、「起こったこと」を中心に考えてしまいがちだ。けど、「感情」にフォーカスすることも大切。自分や他の人が感じたことも、「事実」であり、扱うべき「データ」なのである。 ぼくがチームのふりかえりでよく使う、「事実/感情」「Goo…
支援しているチームのひとつで、「いろいろなふりかえりを体験してみたい!」という意見がでた。 そこから隔週でチームメンバーがやったことがない(そして、ぼくもやったことがない)ふりかえり手法を試している。 今回やってみたのは、「小さなカイゼンア…
ミーティングで試したアイスブレイクが好評だった。とある勉強会で体験した、その名も「画像推察ゲーム」。 画像を見せて、「これはWikipediaのどのページで使われている画像か?」を参加者に答えてもらうというシンプルなゲームだ。 手順もシンプル。 (事…
フレームワークは、思考の補助線である。良くも悪くも、そのフレームの方向性に考えは促されていく。 チームのふりかえりにも、たくさんのフレームワークがある。一番有名なのはKPTだろう。 そんなフレームワークの中で、ぼくがよく使うのは「Small Starfish…
チーム内でコミュニケーションをスムーズにするための方法はいろいろある。おそらく、多くのチームで取り入れているであろう朝会や週次定例もその中のひとつだ。 ぼくが支援しているチームでも、そうした朝会や週次での定期的なコミュニケーションの場を設定…
「どういう仕組みを取り入れると皆のモチベーションはあがる?」 この問いかけが、いいなと思った。先日参加した、「マネージング・フォー・ハピネス発刊イベント」のワーク体験で、訳者の寳田さんから教わった言葉だ。 ワークでは、ムービングモチベーター…
参加者がローテーションでアイスブレイクをしている会議にて、先日「マイブーム時限爆弾」を体験した。 ルールは、いたって簡単。 マイブーム(ハマっていること、新しく始めたことなど)を、理由を添えて言う 話し終わったら、次の人を指名 制限時間になっ…
鉄板のネタがあると、日々、安心して過ごせます。 チームのふりかえりをするとき、ぼくの鉄板ネタは「事実/感情」「Good/Bad」のマトリクスです。 ※付箋に書かれた文字は消しています これは、Mura-Miさんのブログで、チームのふりかえり手法として紹介され…
意思決定をするためのツールは様々なものがあります。 最も簡単なのはコインの裏表で決めること。ぼくが知っている中で一番ヘビーなのは、不確実要因まできっちり数値化し、分析を行うディシジョンマネジメントです。 そして、最もポピュラーなのは、表を使…
定期的なミーティングは、なあなあになりがちな気がしています。どういう工夫をしているにせよ。 最近、少し仕切り直しをした方が良さそうだと思うミーティングがありました。支援先のソフトウェア開発チームで、隔週で行っているふりかえりです。 問題があ…
気軽に心配ごとを話せるのはいいですね。 ふりかえりカタログを参照し、このふりかえりをチームで実施してみました。 speakerdeck.com チームの現状としては、プロジェクト自体がかなり順調で、なんの問題もないように見えています。それが表面上だけじゃな…
ほんと、なんぼあってもいい。お互いの理解につながり、それがチーム力につながっていきます。 ぼくが2年くらいチーム作りの支援(アジャイルコーチ)で関わっているチームがあります。 メンバーの入れ替わりはそれなりにあるものの、同じプロダクトに対し、…
組織のすべての人間におなじ方向を向かせることができれば、どの業界でも、どの市場でも、どんな競争相手に対しても、どんなときでも、圧倒的な優位に立てる(書籍『あなたのチームは、機能してますか?』より) これは、ぼくのチーム作りにおいて、大きなひ…
チーム作りには、やっぱり「人」にフォーカスすることが大事なんだということをかみしめる、そんなイベントでした。 2017年から参加しているXP祭り。2022年も参加・登壇してきました(オンラインで)。 思い起こせば、アジャイルソフトウェア開発のイベント…
成功の定義があるかないか。それが問題だ。 会議の目的がわからない、どうなったら終わりなのか分からない。そんなミーティングはたくさんあります。 ぼくが、ミーティングの開催を考えるときに、「ビジョン・ステートメント」をイメージして準備をしていま…
事実はもちろん、自分の意見も、相手の意見も、必要であれば感情も、まな板の上にのっけよう。話は、それから。 情報の整理と見える化は、あらゆる議論において基本かつ重要事項です。チームの状況を話すときにもです。 例えば、チームの進捗具合を話すとき…
偏愛マップが5分でできるとは。正確にはマップではないけれども。 とあるチームのキックオフ。ぼくはオブザーバーとして参加しました。その時、ファシリテーターの方がしていたアイスブレイクが秀逸でした。 偏愛マップという、チームビルディングにとても効…
絵を使うと、ふだん考えないようなことが考えられる。チームで絵を描くふりかえりをぼくはよく使います。 ふつうに、チーム全員で取り組んでも良いのですが、今日はちょっと進め方を変えて観ました。2つのグループに分かれ、それぞれ好きな絵のテーマを選ん…