チーム設計師の考え事

日々、考えていることをつらつらと

マインド

気になることがあれば、聞けばいい

気になっていることがある。チームのふりかえりで、出てくる付箋の数が少ない。 これには、良い見かたと悪い見かたがある。 「付箋が出ないほどチームがうまく機能している」というのが良い見かた。スムーズに進んでいるから、言うことがない。 「意見が出し…

言われたことをそのままやってみるだけで変わる毎日

このごろ、3つの習慣が身についた。毎日ブログを書くこと、週に3回ジムで筋トレすること、平日の朝は執筆活動に励むこと。良い習慣ができて、毎日が楽しい。 習慣化ができた理由は、言われたことを言われたまま実行したからだと思う。 ブログを毎日書くのは…

若い人と対話する

最近、ふと感じた。自分より年下の方々と話すことが多いなあと。同じ案件に入っている方との相談、部内の1on1などなど。 それもそのはず。もうすぐ40歳。いつまでも若い気分ではいられないのだ。 会話する中で、気づかされることがたくさんある。 「なるほど…

迷ったときにコインを使って選択する

この記事では、いろいろな「迷ったら、○○なほうを選ぶ」を紹介した。 すばやく、自分の思い込みを除いて意思決定できる方法は他にもいろいろある。なかでも、面白いし実用的だなと思っているのが、「コイントスで決める」というテクニックだ。書籍『ライフハ…

迷ったときにどう選択するのか

迷う。 ご飯を食べるとき、ものを買うとき、時間のつかい方を決めるとき。AとB、いったいどちらの選択肢を選ぶべきなのだろう。 そんなとき、ぼくが基準にしている考え方は、「迷ったら、新しい経験を得られるほうを選ぶ」こと。経験は、人生を豊かにするの…

ゴールが見えていても油断しない

今日の反省。ゴールが見えていても油断しないこと。 チームの今後の予定を決めるミーティングがあった。ソフトウェア開発をするチームなので、「こういう機能を実装したい」という話をみんなでして、スケジュールにおさまるか議論をする。 実装したい機能の…

うなずきがあると話しやすい

対面でもリモートでも、相手の話を聞くときはうなずくようにしている。1対1で話すときはもちろん、講演を聞くときにもそうしてる。 なぜうなずき始めたのかは思いだせない。ただ、いま習慣になっているのは、うなずきによって得することがあるからだ。 今ま…

小利口にならず、行動する

1日のうち2度、同じ言葉が脳に入ってきた。ふだんは頭の中に浮かばないような言葉が、まったく違う文脈で2度出てくると、注目せざるをえない。 「小利口」という言葉。目先のことによく気がつく人をあらわすのだが、目先のこと ”だけ” にしか気がつかないと…

独りの時間を持つ

ひらめきは、突然おとずれる。よくある三つのパターンをまとめた、三上という言葉もある。馬上(移動中)、枕上(布団・ベッドの上にいるとき)、厠上(トイレにいるとき)。リラックスしたり、ぼーっとしているときに、アイデアが生まれやすいのだ。 ぼくは…

前にしていた話や約束も、目に見える形にして提示するべき

予算の話で認識あわせをするのに時間がかかった。なにかトラブルがあったわけではない。だが、お金のやり取りは慎重にするべきなのだ。 渡部「以前お話したように、これこれこういう理由で、この額の請求で大丈夫ですか?」相手「??? どういう話でしたっ…

陽気でいよう ─『ユーモアは最強の武器である』を読んで

少し前の自分なら、「ユーモアは最強の武器である」とは思えなかっただろう。不満が降り積もる組織、殺伐としたチーム、楽しく働けていない人々。そんな現場をたくさん見てきた今、ユーモアはひとつの希望なのかもしれないと感じている。 『ユーモアは最強の…

ヒエラルキーを使って楽をしない

社会人になってから、ずっとサラリーマンではあるが、個人事業主のような感覚で仕事をしてきた。派遣エンジニアとして客先に単身で突っ込むことからキャリアをスタートさせた影響か、そういうイメージが常にある(もちろん、チームワークはとる形でね)。そ…

リアルな言葉を口にする

自分の意見、言えていますか? もちろん、TPOはありますが。 ぼくは、今年に入ってから「ちょっとした違和感だったけど、感じたときに言葉にしたほうがよかったな」と猛省する件が立て続けに起こった。うーん、申し訳ない…… チーム作りやアジャイルの専門家…

善と系

会社の先輩が推している「コテンラジオ」を聞き始めた。1年半前におすすめされてから、やっと重い腰、というか耳をかたむけたのだ。 なるほど、これは勉強になる。 最新のテーマは「社会福祉」。その中で話されていた「善」の定義が興味深かった。 「善」と…

ふりかえりが怖い

実を言うと、ふりかえりが怖いんです。 ふりかえりのファシリテーションをするのが怖い。 そんなぼくが書く、ふりかえりアドベントカレンダーの17日目です。 なぜ怖いのか?それは「なんだか、いい感じのアクションを出さないといけない気がする」からです。…

楽しく過ごすためには、小さな成長を見つける

DevLOVE Advent Calendar 2022、11日目の記事です。 人生、やはり楽しく過ごしたいもの。楽しく過ごすための要素はいろいろあるが、なかでもお手軽なのは「小さな成長を見つける」ことだと思う。 面白いコンテンツ、他者からの評価、これらも「楽しさ」のひ…

敵を見誤るなよ

実践の場があることは、とてもありがたいこと。 人前でファシリテーション、コーチング、研修講師をする機会をたくさんいただいている。そのたびに、少しずつだけれど、自分の成長を感じている。 最近、このような場に立つたびに思い出す言葉がある。 「敵を…

楽しむと成長する。成長すると楽しめる

ゲームをするのが好きなのですが、さいきんはもっぱら『ストリートファイター5』をプレイしている。ボクシングなどの格闘技と同様に、相手を倒せば勝ち。対戦型格闘というジャンルのゲームだ。 勝つためには、ドラゴンクエストやポケットモンスターとは違い…

呼び捨てをしない

親しき仲にも礼儀あり良い仲にも笠を脱げ近しき仲にも垣を結え 「礼」に関することわざは、たくさんある。これは「礼」が人間社会で重要であることの裏返しのように思える。 この「礼」について、ぼくが社会人になってから続けている習慣がある。「呼び捨て…

仕事に、プラスアルファをする

誰しも、記憶に残っている言葉があると思います。それが、仕事をするときの心がけになっていることもしばしば。 ぼくにとっては「仕事に、プラスアルファをする」が、そんな言葉にあたります。 これは、ぼくが一番最初に入った会社で、社長から社員に向けた…

夢も仕事も因数分解する、軌道修正をする

目的は何かを常に意識する 自他に思考のクセがあることを前提に考える 問い続ける これは、書籍『グロービスMBA クリティカル・シンキング』に書かれている、クリティカル・シンキングのための3つの基本姿勢です。 息抜きをしているとき以外には、常に必要な…

XP祭りに参加・登壇!「人」にフォーカスすることが大事

チーム作りには、やっぱり「人」にフォーカスすることが大事なんだということをかみしめる、そんなイベントでした。 2017年から参加しているXP祭り。2022年も参加・登壇してきました(オンラインで)。 思い起こせば、アジャイルソフトウェア開発のイベント…

仕事のゆとりは成長の機会を作り、次のゆとりを生む

いつも、ゆとりのある状態でいたいですね。中長期的な成長をうながすことができるからです。 先日、ぼくが支援しているチームで「何か困っていることや、支援してほしいことはありますか?」と聞いたところ、「直近の課題もなく、順調なのでないです!」とい…

成長の機会には獅子吼(ししく)で挑む

「緊張していると思わなかったよ」「すごく自信をもって話していましたね」「何で前に立ち続けられるの?」 フィードバックというのはありがたいものです。自分自身をふりかえる機会になるからです。 冒頭の言葉はそれぞれ、イベントに登壇したとき、アジャ…

ポジティブってなんだろう?

チームには、ポジティブな雰囲気があったほうがいいよね。 少なくとも、ぼくが関わっているソフトウェア開発の、アジャイルソフトウェア開発を取り入れているチームでは常識となっている考え方です。 アジャイルソフトウェア開発の文脈で出てくる、スクラム…