仕事に、プラスアルファをする

誰しも、記憶に残っている言葉があると思います。それが、仕事をするときの心がけになっていることもしばしば。

ぼくにとっては「仕事に、プラスアルファをする」が、そんな言葉にあたります。

これは、ぼくが一番最初に入った会社で、社長から社員に向けたメッセージでした。言われたこと、期待されていることだけをするのではなく、自分の仕事に常にプラスアルファを加えよ。そんな意味でした。

どれくらいの社員に浸透していたのかは分かりません。社員数は8,000人弱いましたが、メインの仕事が派遣エンジニアだったので、他の社員との関わりがほぼ無かったからです。

ただ、愛社精神などは正直なかったのですが、なぜか「仕事に、プラスアルファをする」はぼくの心の中に染みこみました。

データ集計を頼まれたときは少し見やすい工夫をしたり、会議に出るだけではなく議事録をとったり、作業をしながらマニュアルを作ったり。そんなちょっとしたことを積み重ねた結果、派遣先からはとても良い評価をもらうことができました（もちろん、本業であるプログラミングをしたうえでのプラスアルファです）。

派遣先の信頼を得て、ぼくの派遣単価も上がる。それに加えて、スキルや経験値も上がりました。この体験が少なからず、やりたい仕事ができている今の状況につながっているのだという感覚があります。

これからも「仕事に、プラスアルファをする」は大事にしていきたい言葉です。