気になることがあれば、聞けばいい
気になっていることがある。チームのふりかえりで、出てくる付箋の数が少ない。
これには、良い見かたと悪い見かたがある。
「付箋が出ないほどチームがうまく機能している」というのが良い見かた。スムーズに進んでいるから、言うことがない。
「意見が出しにくい状況である」というのが悪い見かた。原因は、心理的安全性に欠けている、ふりかえりのプロセスが悪い、情報不足など、さまざまな原因が考えられる。
表面的には、大きな問題には見えない。しかし、気になる。氷山の下の方に問題が隠れているのかもしれない。気になることがあるのであれば、直接聞くのが早い。
だから、聞いてみた。
詳細は伏せるが、良い見かたに近かった。ただ、ふりかえりのプロセスに改善の余地があることも分かった。テーマをしぼったり、付箋を書く心理的ハードルを下げると、もっと書けるとのこと。
ひとりで悶々としていても進まない。気になることがあれば、チームに聞けばいい。関係性が大事なのは、こういうところに効くからだ。