チーム設計師の考え事

日々、考えていることをつらつらと

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

成長の機会には獅子吼(ししく)で挑む

「緊張していると思わなかったよ」「すごく自信をもって話していましたね」「何で前に立ち続けられるの?」 フィードバックというのはありがたいものです。自分自身をふりかえる機会になるからです。 冒頭の言葉はそれぞれ、イベントに登壇したとき、アジャ…

良いミーティングには「ビジョン・ステートメント」が必要だ

成功の定義があるかないか。それが問題だ。 会議の目的がわからない、どうなったら終わりなのか分からない。そんなミーティングはたくさんあります。 ぼくが、ミーティングの開催を考えるときに、「ビジョン・ステートメント」をイメージして準備をしていま…

社内研修を作るのに参照した「プロジェクトファシリテーション」

先日、他部の新入社員向けに、ぼくらが「アジャイルプラクティス研修」と呼んでいる研修をしました。 アジャイルソフトウェア開発という、文字通りソフトウェアを開発するための考え方があります。その中には、チームや現場を良くするためのヒントがたくさん…

見えないものは、改善できない。チームの状況は線表で

事実はもちろん、自分の意見も、相手の意見も、必要であれば感情も、まな板の上にのっけよう。話は、それから。 情報の整理と見える化は、あらゆる議論において基本かつ重要事項です。チームの状況を話すときにもです。 例えば、チームの進捗具合を話すとき…

社内人材育成の本に書いてある内容を9つのあたりまえでまとめてみた

あたりまえのことを、あたりまえにやると、あたりまえに成果がでる。でも、そのためには地道な活動が必要なのだ。 最近、社内人材育成に関してそんなことを思っています。 ぼくのメインの仕事はチーム作りなのですが、社内の人材育成にも関わっています。研…

新米ファシリテーターにおすすめ『世界で一番やさしい会議の教科書』

終了条件を設定しないミーティング、多いですよね。何も書かないで延々と議論している会議ばかりですよね。 誰もが話し合いの場は、うまく進めたいものです。ワークショップを効果的に運営したいという人もいるでしょう。 ファシリテーションを学びたいとい…

偏愛マップをアイスブレイクに応用した「Top of 偏愛」

偏愛マップが5分でできるとは。正確にはマップではないけれども。 とあるチームのキックオフ。ぼくはオブザーバーとして参加しました。その時、ファシリテーターの方がしていたアイスブレイクが秀逸でした。 偏愛マップという、チームビルディングにとても効…

見出しをつねに置いておく。『戦略的ビジネス文章術』の雑感

文章を書くうえで外してはならないのが、「見出し(タイトル)」。これに付随する書き出しを含め、『戦略的ビジネス文章術』では、本の半分ほどを、ここに割いていた。筆者の熱量がページ数からうかがえる。 本文中にも出てくるが、「まずはアウトライン、見…

はてなブログを書こうと思ったきっかけ

自分の今の気持ちを含め、メモや実験を兼ねて。 ぼくの過去のブログに関する変遷は下記の通り。 WordPressで初ブログ、あまり続かず。ブログ周辺の仕組みを学ぶ Scrapboxでブログにチャレンジ。SEO的に微妙で、これもあまり続かず。書き心地はよかったのだが…

ポジティブってなんだろう?

チームには、ポジティブな雰囲気があったほうがいいよね。 少なくとも、ぼくが関わっているソフトウェア開発の、アジャイルソフトウェア開発を取り入れているチームでは常識となっている考え方です。 アジャイルソフトウェア開発の文脈で出てくる、スクラム…

チームで絵を描いてふりかえり

絵を使うと、ふだん考えないようなことが考えられる。チームで絵を描くふりかえりをぼくはよく使います。 ふつうに、チーム全員で取り組んでも良いのですが、今日はちょっと進め方を変えて観ました。2つのグループに分かれ、それぞれ好きな絵のテーマを選ん…

気持ちを込められる場を作るのが、チームを作るということなのかも

先日、スクラムフェス三河というイベントで登壇してきました。 www.scrumfestmikawa.org 今回、話したテーマは「スクラムチームにスクラムマスターは本当に必要ですか?」。コミュニティ仲間とスクラムマスターについて考えていることの共有とディスカッショ…