チーム設計師の考え事

日々、考えていることをつらつらと

組織

陽気でいよう ─『ユーモアは最強の武器である』を読んで

少し前の自分なら、「ユーモアは最強の武器である」とは思えなかっただろう。不満が降り積もる組織、殺伐としたチーム、楽しく働けていない人々。そんな現場をたくさん見てきた今、ユーモアはひとつの希望なのかもしれないと感じている。 『ユーモアは最強の…

善と系

会社の先輩が推している「コテンラジオ」を聞き始めた。1年半前におすすめされてから、やっと重い腰、というか耳をかたむけたのだ。 なるほど、これは勉強になる。 最新のテーマは「社会福祉」。その中で話されていた「善」の定義が興味深かった。 「善」と…

相談できる場を作り、参加できるようにする

社内のスクラムマスター(スクラムというフレームワークにおいて、チームがうまく機能するためにいろいろ支援する役割)が集まる会に参加している。お互いの困りごとを相談しあったり、持っている知見を共有したり。横の繋がりができる、かなり良い場だ。 一…

研修の評価とは、現場で使えているかを問うこと

研修満足度とは、まったく違う景色が見えた。 チーム作りの仕事をしつつ、年間70回の社内研修にもかかわっている。 自分が講師をしたり、日程調整をしたり、社外講師と契約したり。チームには人材育成も影響を与えていると考えているし、「教える」ことはチ…

学習原則Six Trumpsを活用するために研修ハンドブックシリーズを読破したのでまとめる

これまで作ってきた研修を全部見直さないと……そんな大きな衝撃を受けた。ある時、仕事で関わった方から教えてもらった、Six Trumps(日本語だと6つの切り札?)を見たのがその発端だ。 Six Trumpsとは、脳科学に基づき、学習の定着率を向上させる6つの原則を…

人と組織の関係性を描く「サクセスファクター」

組織のすべての人間におなじ方向を向かせることができれば、どの業界でも、どの市場でも、どんな競争相手に対しても、どんなときでも、圧倒的な優位に立てる(書籍『あなたのチームは、機能してますか?』より) これは、ぼくのチーム作りにおいて、大きなひ…

社内人材育成の本に書いてある内容を9つのあたりまえでまとめてみた

あたりまえのことを、あたりまえにやると、あたりまえに成果がでる。でも、そのためには地道な活動が必要なのだ。 最近、社内人材育成に関してそんなことを思っています。 ぼくのメインの仕事はチーム作りなのですが、社内の人材育成にも関わっています。研…