チーム設計師の考え事

日々、考えていることをつらつらと

XP祭りに参加・登壇!「人」にフォーカスすることが大事

チーム作りには、やっぱり「人」にフォーカスすることが大事なんだということをかみしめる、そんなイベントでした。

 

2017年から参加しているXP祭り。2022年も参加・登壇してきました(オンラインで)。

思い起こせば、アジャイルソフトウェア開発のイベントやコミュニティが数多くある中で、ぼくの人生に一番影響を与えている場なのかもしれません。

xpjug.com

以下、ぼくの登壇資料や、特に勉強になったセッションを簡単に紹介します。

カオスな状況でぼくを救ってくれた1つのツールと2つの思考法

www.docswell.com

こちらが、ぼくの登壇資料です。最近難しさを感じた、チーム支援の案件での体験をまとめたものです。

いつでも有効な必殺技、心を整える思考法、自身が持てる思考法。自分なりに、この3つのスキルがあればどんな場面でも乗り越えられる。そんな内容です。

XPの旅 〜 そして全体性へ

www.docswell.com

今回のキーノート。登壇者である懸田さんの、人生のいろいろな経験が混ざり合い、ひとつになっていく。そんな印象を受けました。

ソフトウェア開発の歴史を聞いているようでした。

チームの前に、個人あり。「勇気」こそが全ての始まり。そして、「勇気」にとどまらず、より良い未来のため、自分たちが見たい世界を実現するためのアジャイルへ。熱いメッセージに感動しました。ぼくもまだまだ、まだまだ頑張らねば。

「チームとして大事にすることは?そのために何をすればいいと思う?」という Kent Beckの言葉は、自分にもチームにも、常に問いかけていきたいと思いました。

アジャイルな働き方の本質 〜ドラッカーとXPからの考察〜 

speakerdeck.com

ソフトウェア開発は、未熟練労働に要素還元することはできない。創作とコミュニケーションの協調ゲームである。こんな視点は全くなかったので、衝撃とも言える学びを得ました。チームにも共有しようと思います。

チームには健全な人間関係が必要である。

ビブリオバトル

自社内でもビブリオバトルを開催したいので、進行を参考にさせてもらうべく視聴。

こうした、イベントの運営に関する学びが得られるのも醍醐味だなと思いました。

紹介された本は、「職業は武装解除」「ソフトウェアテストを改善する50のアイデア」「ピープルウェア」「ソフトウェアテスト技法練習帳」「だから僕たちは、組織を変えていける」「Measure What Matters」。積み本がまた増えてしまった…

教えない新人研修 - 新人研修 is social change. -

speakerdeck.com

サッカーはサッカーをすることでしか上達しない。自分も新人研修に少しだけからんでいるので、あらためて研修について考えさせられる内容でした。

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今年もたくさんの学び、気づき、発見がありました。運営のみなさんに感謝。