みんな沈黙に困っている
先日つぶやいたこのtweet、多くのいいねをいただきました。
研修などで「何か質問ありますか?」と問いかけるよりも、
— 渡部啓太(そば) / チーム設計師 (@sobarecord) 2022年10月10日
「次に進む前に、確認しておきたいことはありませんか?」
「説明が不足している点はありませんか?」
という言葉にした方が良いらしい。おぼえておこう。
つまり、みんな沈黙に困っている。
沈黙には二種類あると思う。
ひとつは、考えている沈黙。これは、邪魔をしてはいけない。
例えば付箋に自分の考えを書いているときにファシリテーターがずっとしゃべっていたり、音楽が流れていると考えが遮られるかもしれない(そうでない人もいるようだが、ぼくはそう感じる)。
沈黙の恐怖から矢継ぎ早に口を挟んでしまうことも良く聞く。
そこはグッとこらえて、考えている沈黙は大切にしたい。
もう一方は、躊躇の沈黙。
こちらに関しては、問いかけの視点や発言のハードルを下げることで解決する場合が多い。スキルや知識がダイレクトに効くところかもしれない。
最近、躊躇の沈黙や参加者の主体性が引き出せない常態を打破すべく、新たな知識やスキルを身につけようと本を読んでいる。研修ハンドブックシリーズだ。
全5冊のうち、「研修ファシリテーションハンドブック」に冒頭のtweetの内容が書いてあった。みなさんの反応を見るかぎり、狙い通り効きそうだ。
シリーズで学んだ内容を今後の研修やファシリテーションにも活かしていきたい。この土日で少し内容をまとめてみようかな。