チーム設計師の考え事

日々、考えていることをつらつらと

傾聴は、相手の物語を聞く

相手の話をちゃんと聞くというのは、相手のナラティブ(物語)を聞くことなんだなと思って、つぶやいた。

これは、以前どこかで聞いた会話のコツを思い出したからだ。

会話をうまくしていくためには、点ではなく線で話をするといいらしい。つまり、ストーリーを語るということだ。

この考え方は、聞き手であっても同じ。点ではなく線になるように質問をしていく。相手にストーリーを語ってもらうのだ。

 

コーチングの文脈でよくいわれている、傾聴は相手の言葉だけでなく感情やエネルギーも感知しようという教えに近いなと感じた。実は、ぼくはこのイメージがあまりしっくりきていない。

そこで、何かのヒントになるかもと、「傾聴 ナラティブ」で検索をしたところ、この本がヒットした(最近はまっているChatGPTでなく。こういう時にやっぱりGoogleを頼るのはなぜだろう)。

この『傾聴のコツ』の中で、「相手の話の裏にある「物語」を見つける」ことがコツのひとつとして語られていた。やっぱり、そうなんだなあ。

ちなみに、著者は住職の方。所々にでてくる、仏教に関連する話題も味わい深かった。

 

会話のコツと傾聴のコツ、これらが結びつくことで、なんとなくで捉えていた傾聴のイメージが固まった気がしている。

これからは、相手のナラティブを聴くことを意識してみようと思う。