チーム設計師の考え事

日々、考えていることをつらつらと

哲学というものにもふれていきたい

哲学はいろいろなところに顔を出す。なにかと哲学者の言葉が引用されていたり、そもそもの考え方が哲学を原点としていることもしばしば。

ありふれたもののように感じるが、ぼくは哲学書を読んだことがない。最近はそのことを痛感し、もっと哲学にもふれていきたいなと感じるようになった。

 

きっかけは、ふたつ。

 

ひとつは、社内で開催したビブリオバトル(推し本を紹介し合い、誰の本が一番読みたくなったかを決めるゲーム)でチャンプになった本が哲学に関するものだったこと。「実際、こういう本を読んでいる人がいるんだなぁ」と、今まで自分の買い物リストに入っていないジャンルの存在を認識する機会になった。

ちなみに、『正義の教室 善く生きるための哲学入門』がチャンプ本だ。

正義の教室

正義の教室

  • 作者:飲茶
  • ダイヤモンド社
Amazon

 

もうひとつは、哲学の本を買ったものの、うまく読み進められないこと。なんだかわからないけど、難しい。これを、なんだかわかるようにしていきたいのだ。そして、難しい文章を読めるようにしていきたい。

ちなみに、ポアンカレの『科学と仮説』を読んでいる。「ようこそ実力至上主義の教室へ」というアニメのサブタイトルに出てきた言葉に心が震えたからだ。

すべてを疑うこともすべてを信じることも共に安易で、思考を放棄するに等しい

 

ぼくの積み本たちは、どこまで高くなっていくのだろう。