システム思考とEQ ─ 『21世紀の教育』を読みはじめた
「そばちゃんは、”感情”を探求するともっと輝けると思う」。システムコーチングのトレーニングを受けている時に、そうトレーナーから声をかけてもらった。
輝けるではなく、可能性が広がるだったかな。ともかく、ハッとする言葉をもらえたのは、トレーニングの内容のみならず、大きな収穫だった。
そこから、”感情”に関してアンテナを張っている。ムードメーターをチェックインで試せたのも、意識づけができていたからだと思う。
何冊か、本も買った。ずっと積ん読状態だったのだが、ようやくページをめくりはじめた。
読み始めたのは、『21世紀の教育』。
システムコーチングはさまざまな理論を背景になり立っているのだが、本書はそのうちの「EQ(感情的知性)」と「システム思考」についてふれている(著者のふたりが、それぞれの第一人者なのだ)。答えのない、新しい世界に生きる子どもたちに、EQとシステム思考を合わせた教育を贈ることがテーマだ。
僕たちが自分の感じていることに気づき、より良く生きようとすることは、けっして自分勝手なことではない。それどころか、他者やより大きなものとつながるきっかけとなり、その人がより良い世界をつくる一歩となっていく。
『21世紀の教育』より
子どもの教育についての本ではあるが、”感情”の探求と、チーム作りに関するヒントももらえそうな予感がしている。