チーム設計師の考え事

日々、考えていることをつらつらと

チーム作り

ふりかえりに迷ったときは、「事実/感情」「Good/Bad」のマトリクス

鉄板のネタがあると、日々、安心して過ごせます。 チームのふりかえりをするとき、ぼくの鉄板ネタは「事実/感情」「Good/Bad」のマトリクスです。 ※付箋に書かれた文字は消しています これは、Mura-Miさんのブログで、チームのふりかえり手法として紹介され…

パターンを当てはめるのではなく、パターンに当てはまったら使う

当たり前なのかもしれないけれど、外してはいけないことだと感じました。 チーム構成が変更となり、3名の新メンバーを迎えたチームで「託児所パターン」を試してみました。託児所パターンとは、書籍『組織パターン』に書かれているパターン(ある状況におい…

なあなあなミーティングには、「期待」を聞くのが効果的かも

定期的なミーティングは、なあなあになりがちな気がしています。どういう工夫をしているにせよ。 最近、少し仕切り直しをした方が良さそうだと思うミーティングがありました。支援先のソフトウェア開発チームで、隔週で行っているふりかえりです。 問題があ…

「気になっていること」のふりかえりをしてみた感想

気軽に心配ごとを話せるのはいいですね。 ふりかえりカタログを参照し、このふりかえりをチームで実施してみました。 speakerdeck.com チームの現状としては、プロジェクト自体がかなり順調で、なんの問題もないように見えています。それが表面上だけじゃな…

自己紹介はなんぼあってもいい!「自分のトリセツ」で自己紹介

ほんと、なんぼあってもいい。お互いの理解につながり、それがチーム力につながっていきます。 ぼくが2年くらいチーム作りの支援(アジャイルコーチ)で関わっているチームがあります。 メンバーの入れ替わりはそれなりにあるものの、同じプロダクトに対し、…

Katzenbach & Smithモデルが定義しているゴールは、チームに問うてもその通りだった

チームが、同じ方向を向くことが大事!ということで、この記事でサクセスファクターを紹介しました。 最近、チームにおける共通のゴールをモデル化した、「Katzenbach & Smithモデル」を知りました。このモデルも、チームが同じ方向を向くのに有効かもしれ…

人と組織の関係性を描く「サクセスファクター」

組織のすべての人間におなじ方向を向かせることができれば、どの業界でも、どの市場でも、どんな競争相手に対しても、どんなときでも、圧倒的な優位に立てる(書籍『あなたのチームは、機能してますか?』より) これは、ぼくのチーム作りにおいて、大きなひ…

XP祭りに参加・登壇!「人」にフォーカスすることが大事

チーム作りには、やっぱり「人」にフォーカスすることが大事なんだということをかみしめる、そんなイベントでした。 2017年から参加しているXP祭り。2022年も参加・登壇してきました(オンラインで)。 思い起こせば、アジャイルソフトウェア開発のイベント…

仕事のゆとりは成長の機会を作り、次のゆとりを生む

いつも、ゆとりのある状態でいたいですね。中長期的な成長をうながすことができるからです。 先日、ぼくが支援しているチームで「何か困っていることや、支援してほしいことはありますか?」と聞いたところ、「直近の課題もなく、順調なのでないです!」とい…

社内研修を作るのに参照した「プロジェクトファシリテーション」

先日、他部の新入社員向けに、ぼくらが「アジャイルプラクティス研修」と呼んでいる研修をしました。 アジャイルソフトウェア開発という、文字通りソフトウェアを開発するための考え方があります。その中には、チームや現場を良くするためのヒントがたくさん…

見えないものは、改善できない。チームの状況は線表で

事実はもちろん、自分の意見も、相手の意見も、必要であれば感情も、まな板の上にのっけよう。話は、それから。 情報の整理と見える化は、あらゆる議論において基本かつ重要事項です。チームの状況を話すときにもです。 例えば、チームの進捗具合を話すとき…

偏愛マップをアイスブレイクに応用した「Top of 偏愛」

偏愛マップが5分でできるとは。正確にはマップではないけれども。 とあるチームのキックオフ。ぼくはオブザーバーとして参加しました。その時、ファシリテーターの方がしていたアイスブレイクが秀逸でした。 偏愛マップという、チームビルディングにとても効…

ポジティブってなんだろう?

チームには、ポジティブな雰囲気があったほうがいいよね。 少なくとも、ぼくが関わっているソフトウェア開発の、アジャイルソフトウェア開発を取り入れているチームでは常識となっている考え方です。 アジャイルソフトウェア開発の文脈で出てくる、スクラム…

チームで絵を描いてふりかえり

絵を使うと、ふだん考えないようなことが考えられる。チームで絵を描くふりかえりをぼくはよく使います。 ふつうに、チーム全員で取り組んでも良いのですが、今日はちょっと進め方を変えて観ました。2つのグループに分かれ、それぞれ好きな絵のテーマを選ん…

気持ちを込められる場を作るのが、チームを作るということなのかも

先日、スクラムフェス三河というイベントで登壇してきました。 www.scrumfestmikawa.org 今回、話したテーマは「スクラムチームにスクラムマスターは本当に必要ですか?」。コミュニティ仲間とスクラムマスターについて考えていることの共有とディスカッショ…