2022-01-01から1年間の記事一覧
誰かの言葉が、他の人の生き方に影響を与えることがある。 ぼくに影響を与えた言葉は何個か思いつく。その中のひとつが、これ。 「体調が悪いときは、肉を食えば治る」 学生時代に、ちょっとブラック目な居酒屋でバイトをしていたとき、店長に教えてもらった…
これまで作ってきた研修を全部見直さないと……そんな大きな衝撃を受けた。ある時、仕事で関わった方から教えてもらった、Six Trumps(日本語だと6つの切り札?)を見たのがその発端だ。 Six Trumpsとは、脳科学に基づき、学習の定着率を向上させる6つの原則を…
4年半。「千葉でファシリテーションについて語る会」というコミュニティに関わり始めてから経過した時間。 ぼくのメインの仕事であるスクラムマスター・アジャイルコーチにとって、ファシリテーションは必須スキルと言える。そのスキルを伸ばしていくために…
先日つぶやいたこのtweet、多くのいいねをいただきました。 研修などで「何か質問ありますか?」と問いかけるよりも、「次に進む前に、確認しておきたいことはありませんか?」「説明が不足している点はありませんか?」という言葉にした方が良いらしい。お…
鉄板のネタがあると、日々、安心して過ごせます。 チームのふりかえりをするとき、ぼくの鉄板ネタは「事実/感情」「Good/Bad」のマトリクスです。 ※付箋に書かれた文字は消しています これは、Mura-Miさんのブログで、チームのふりかえり手法として紹介され…
過去ではなく、未来にも種はある。 今、支援をしているチームのひとつに、「困りごとがないことが困りごと」という状態になっているチームがいます。 中長期的には、伸ばしていきたいスキルやマインドはあるものの、直近では特に問題がありません。なので、…
意思決定をするためのツールは様々なものがあります。 最も簡単なのはコインの裏表で決めること。ぼくが知っている中で一番ヘビーなのは、不確実要因まできっちり数値化し、分析を行うディシジョンマネジメントです。 そして、最もポピュラーなのは、表を使…
たいていのことは、ギリシア哲学とことわざに含まれている。そう思えるくらい、昔からある言葉・思想は含蓄のあるものだ。 人はチームや組織で働く時、得てして「木を見て森を見ず」になってしまう。それもそのはずで、仕事の複雑さに対し、人間の脳の作業領…
誰しも、記憶に残っている言葉があると思います。それが、仕事をするときの心がけになっていることもしばしば。 ぼくにとっては「仕事に、プラスアルファをする」が、そんな言葉にあたります。 これは、ぼくが一番最初に入った会社で、社長から社員に向けた…
当たり前なのかもしれないけれど、外してはいけないことだと感じました。 チーム構成が変更となり、3名の新メンバーを迎えたチームで「託児所パターン」を試してみました。託児所パターンとは、書籍『組織パターン』に書かれているパターン(ある状況におい…
目的は何かを常に意識する 自他に思考のクセがあることを前提に考える 問い続ける これは、書籍『グロービスMBA クリティカル・シンキング』に書かれている、クリティカル・シンキングのための3つの基本姿勢です。 息抜きをしているとき以外には、常に必要な…
定期的なミーティングは、なあなあになりがちな気がしています。どういう工夫をしているにせよ。 最近、少し仕切り直しをした方が良さそうだと思うミーティングがありました。支援先のソフトウェア開発チームで、隔週で行っているふりかえりです。 問題があ…
気軽に心配ごとを話せるのはいいですね。 ふりかえりカタログを参照し、このふりかえりをチームで実施してみました。 speakerdeck.com チームの現状としては、プロジェクト自体がかなり順調で、なんの問題もないように見えています。それが表面上だけじゃな…
ほんと、なんぼあってもいい。お互いの理解につながり、それがチーム力につながっていきます。 ぼくが2年くらいチーム作りの支援(アジャイルコーチ)で関わっているチームがあります。 メンバーの入れ替わりはそれなりにあるものの、同じプロダクトに対し、…
チームが、同じ方向を向くことが大事!ということで、この記事でサクセスファクターを紹介しました。 最近、チームにおける共通のゴールをモデル化した、「Katzenbach & Smithモデル」を知りました。このモデルも、チームが同じ方向を向くのに有効かもしれ…
組織のすべての人間におなじ方向を向かせることができれば、どの業界でも、どの市場でも、どんな競争相手に対しても、どんなときでも、圧倒的な優位に立てる(書籍『あなたのチームは、機能してますか?』より) これは、ぼくのチーム作りにおいて、大きなひ…
チーム作りには、やっぱり「人」にフォーカスすることが大事なんだということをかみしめる、そんなイベントでした。 2017年から参加しているXP祭り。2022年も参加・登壇してきました(オンラインで)。 思い起こせば、アジャイルソフトウェア開発のイベント…
いつも、ゆとりのある状態でいたいですね。中長期的な成長をうながすことができるからです。 先日、ぼくが支援しているチームで「何か困っていることや、支援してほしいことはありますか?」と聞いたところ、「直近の課題もなく、順調なのでないです!」とい…
「緊張していると思わなかったよ」「すごく自信をもって話していましたね」「何で前に立ち続けられるの?」 フィードバックというのはありがたいものです。自分自身をふりかえる機会になるからです。 冒頭の言葉はそれぞれ、イベントに登壇したとき、アジャ…
成功の定義があるかないか。それが問題だ。 会議の目的がわからない、どうなったら終わりなのか分からない。そんなミーティングはたくさんあります。 ぼくが、ミーティングの開催を考えるときに、「ビジョン・ステートメント」をイメージして準備をしていま…
先日、他部の新入社員向けに、ぼくらが「アジャイルプラクティス研修」と呼んでいる研修をしました。 アジャイルソフトウェア開発という、文字通りソフトウェアを開発するための考え方があります。その中には、チームや現場を良くするためのヒントがたくさん…
事実はもちろん、自分の意見も、相手の意見も、必要であれば感情も、まな板の上にのっけよう。話は、それから。 情報の整理と見える化は、あらゆる議論において基本かつ重要事項です。チームの状況を話すときにもです。 例えば、チームの進捗具合を話すとき…
あたりまえのことを、あたりまえにやると、あたりまえに成果がでる。でも、そのためには地道な活動が必要なのだ。 最近、社内人材育成に関してそんなことを思っています。 ぼくのメインの仕事はチーム作りなのですが、社内の人材育成にも関わっています。研…
終了条件を設定しないミーティング、多いですよね。何も書かないで延々と議論している会議ばかりですよね。 誰もが話し合いの場は、うまく進めたいものです。ワークショップを効果的に運営したいという人もいるでしょう。 ファシリテーションを学びたいとい…
偏愛マップが5分でできるとは。正確にはマップではないけれども。 とあるチームのキックオフ。ぼくはオブザーバーとして参加しました。その時、ファシリテーターの方がしていたアイスブレイクが秀逸でした。 偏愛マップという、チームビルディングにとても効…
文章を書くうえで外してはならないのが、「見出し(タイトル)」。これに付随する書き出しを含め、『戦略的ビジネス文章術』では、本の半分ほどを、ここに割いていた。筆者の熱量がページ数からうかがえる。 本文中にも出てくるが、「まずはアウトライン、見…
自分の今の気持ちを含め、メモや実験を兼ねて。 ぼくの過去のブログに関する変遷は下記の通り。 WordPressで初ブログ、あまり続かず。ブログ周辺の仕組みを学ぶ Scrapboxでブログにチャレンジ。SEO的に微妙で、これもあまり続かず。書き心地はよかったのだが…
チームには、ポジティブな雰囲気があったほうがいいよね。 少なくとも、ぼくが関わっているソフトウェア開発の、アジャイルソフトウェア開発を取り入れているチームでは常識となっている考え方です。 アジャイルソフトウェア開発の文脈で出てくる、スクラム…
絵を使うと、ふだん考えないようなことが考えられる。チームで絵を描くふりかえりをぼくはよく使います。 ふつうに、チーム全員で取り組んでも良いのですが、今日はちょっと進め方を変えて観ました。2つのグループに分かれ、それぞれ好きな絵のテーマを選ん…
先日、スクラムフェス三河というイベントで登壇してきました。 www.scrumfestmikawa.org 今回、話したテーマは「スクラムチームにスクラムマスターは本当に必要ですか?」。コミュニティ仲間とスクラムマスターについて考えていることの共有とディスカッショ…